Excat for Javaチュートリアル -3. WebアプリケーションでExcat for Javaを使ってみよう

はじめに

本章では簡単なWebアプリケーションを用いて、Excat for Javaの活用方法を学習します。

必要な作業

1. 3.1 チュートリアル環境の準備
2. 3.2 設定ファイルの作成
3. 3.3 ダンプファイルの取得
4. 3.4 ダンプファイルの解析

動作確認用サンプルアプリケーションについて

下図のように入力データをDBに保存します。

監視対象について

以下の業務ロジッククラス"jp.co.ipride.excat.sample.blogic.InputBLogic"のexecuteメソッドを監視します。また、"java.sql.SQLException"が発生した時点のダンプファイルを取得し、障害を解析します。

/**
 * 顧客情報をCLIENTテーブルに登録する業務ロジッククラス。
 */
public class InputBLogic implements BLogic<Input> {

	/**
	 * 更新用DAO
	 */
	private UpdateDAO updateDao = null;

	/**
	 * 業務ロジック
	 */
	public BLogicResult execute(Input param) {

		//insert発行
		updateDao.execute("insertClient", param);

		//結果設定
		BLogicResult result = new BLogicResult();
		result.setResultString("success");
		return result;
	}

	/**
	 * 更新用DAOを設定する。
	 * @param updateDao 更新用DAO
	 */
	public void setUpdateDao(UpdateDAO updateDao) {
		this.updateDao = updateDao;
	}
}

備考

本章のサンプルアプリケーションはオープンソースフレームワークであるTERASOLUNA Server Framework for Java（Web版）を利用しています。

使用テーブルについて

上記の業務ロジックでアクセスするテーブルは、以下の「CLIENT」テーブルになります。

3.1 チュートリアル環境の準備