Excat for Javaチュートリアル-3.1 チュートリアル環境の準備

本節では、チュートリアルを学習するための環境準備について説明します。Excat for Javaのインストール方法については2.1 チュートリアル環境の準備を参照してください。

想定環境

  • アプリケーションサーバ:Tomcat5.5.26
  • データベース:HSQLDB1.8.0.10
  • 総合環境開発:Eclipse SDK 3.2.x,3.3.x,3.4.x + Eclipse Web Tools Project(WTP)
備考

TomcatおよびHSQLDBについてはtutorial.zipをダウンロードして、任意のディレクトリに解凍してください。WTPのインストール手順に関してはWeb Tools Platform (WTP) Projectを参照してください。

手順

本章ではWebアプリケーションを起動します。以下の手順で起動設定を行います。

  1. アプリケーションサーバの設定
  2. サンプルプロジェクトの準備
  3. HSQLDBの起動

(1) アプリケーションサーバの設定

Tomcatの設定を行います。ここでは、「tutorial/apache-tomcat-5.5.26」をCドライブ直下にコピーしたとします。

Eclipseを起動する。
「ウインドウ」-「設定」-「サーバ」-「ランタイム環境」を選択する。

チュートリアル環境の準備11

備考

バージョンにより、「ランタイム環境」が「インストール済みランタイム」と表示されている場合もあります。

サーバー・ランタイム環境画面の「追加」ボタンをクリックする。

チュートリアル環境の準備12

新規サーバー・ランタイム環境画面で「Apache Tomcat v5.5」を選択し、「次へ」をクリックする。

チュートリアル環境の準備13

Tomcatサーバー画面のTomcatインストール・ディレクトリーに"c:\tutorial\apache-tomcat-5.5.26"を指定し、「終了」ボタンをクリックする。

チュートリアル環境の準備14

サーバー・ランタイム環境画面に先ほど設定したサーバーが追加されていることを確認し、「終了」ボタンをクリックする。

チュートリアル環境の準備15

「ウィンドウ」-「ビューの表示」-「その他」を選択する。
ビューの表示画面で、「サーバー」を選択し、「OK」ボタンをクリックする。

チュートリアル環境の準備16

サーバービューが表示されます。

チュートリアル環境の準備17

サーバービュー上で右クリックし、「新規」-「サーバー」を選択する。
新規サーバーの定義画面で以下を設定し、「終了」をクリックする。
  • サーバーのホスト名:localhost
  • サーバーのタイプを選択:Tomcat v5.5サーバー
  • サーバー名:ローカル・ホストのTomcatv5.5サーバー(デフォルト値)

チュートリアル環境の準備18

サーバービューに設定したサーバーが追加されます。

チュートリアル環境の準備19

(2)サンプルプロジェクトの準備

サンプルプロジェクト"Sample2"を作成し、ソースコードをインポートします。ここでは、ダウンロードしたサンプルソース「Sample2sources.zip」を「c:\tutorial」にコピーしたとします。

「ファイル」-「新規」-「プロジェクト」-「Web」-「動的Webプロジェクト」を選択する。

チュートリアル環境の準備20

プロジェクト名に"Sample2"と入力し、「終了」ボタンをクリックする。

チュートリアル環境の準備21

作成されたSample2プロジェクトを右クリックし、「インポート」を選択する。

チュートリアル環境の準備22

「一般」-「アーカイブ・ファイル」を選択し、「次へ」をクリックする。
ソース・アーカイブ・ファイルに"c\tutorial\Sample2sources.zip"を指定し、"src"および "WebContent"にチェックを付けて「終了」をクリックする。

チュートリアル環境の準備22

(3)HSQLDBの起動

HSQLDBの起動方法について説明します。ここでは、「tutorial/hsqldb」をCドライブ直下にコピーしたとします。

"c:\tutorial\hsqldb\excat\rundb.bat"を実行する。

正しく起動すると、以下のようなメッセージが表示されます。

チュートリアル環境の準備23

備考

HSQLDBを停止する場合は、「Ctrl」+「C」で停止することができます。

また、"c:\tutorial\hsqldb\excat\rundbmanager.bat"を実行することで、HSQDBの管理ツールを起動することができます。使用方法についてはHSQLDBページ を参照してください。

チュートリアル環境の準備24

3.2 設定ファイルの作成