Excat for Javaチュートリアル-2.3 ダンプファイルの取得

本節では、「障害情報取得ツール(DumpStack)」のダンプファイル手順について説明します。

ダンプファイル取得手順

サンプルアプリケーションを起動し、ダンプファイルを取得します。

  1. アプリケーションを実行
  2. ダンプファイルの確認

(1)アプリケーションを実行

Eclipseを起動する。
Sampleプロジェクトのsrcフォルダを展開し、「jp.co.ipride.excat.sample」パッケージの「Tutorial.java」を右クリックする。

ダンプファイルの取得1

右クリックメニューの「実行」-「実行の構成」を選択する。

ダンプファイルの取得

「Javaアプリケーション」を右クリックし、「新規」を選択する。

ダンプファイルの取得3

「引数」タブをクリックし、「プログラムの引数」と「VMの引数」に以下を入力する。
【プログラムの引数】
test

【VM引数】
-agentlib:DumpStack=configpath=c:\excat\DumpStack,jvmid=1

ダンプファイルの取得4

備考

VM引数に上記の引数を指定することで、JVMの起動と同時にExcat for Java障害情報取得ツールが起動します。
"configpath="以降には、「2.2 設定ファイルの作成」で作成した設定ファイルが存在するディレクトリを指定します。

「適用」ボタンをクリックし、「実行」ボタンをクリックする。

するとアプリケーションが起動し、以下のメッセージがコンソールに出力されます。

ダンプファイルの取得5

(2)ダンプファイルの確認

以下のダンプファイルが出力されていることを確認する。

C:\excat\log\(実行した日付)\java_lang_NumberFormatException\tutorial_(PC名)_1_(JVMバージョン)_(実行時刻)_001.dat

2.4 ダンプファイルの解析