ロガーのログレベルの設定方法(logbackの設定)

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概要

今回はログの単体テスト中にログレベルのチェックする条件分岐を検証するためlogbackの設定を作成しログのログレベルを設定し検証を行った。logbackの設定方法をサンプルと合わせて説明する。

logbackの設定方法

logbackの設定ファイルlogback.xmlをクラスパス直下(プロジェクト名/src/test/resources)に置く。
設定ファイルのサンプルを以下に示す。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE configuration>
<configuration>

    <appender name="consoleLog" class="ch.qos.logback.core.ConsoleAppender"> <!-- 1 -->
        <encoder>
            <pattern><![CDATA[%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss}] [%thread] 
                 [%-22logger{22}] [%-5level] %msg%n]]></pattern> <!-- 2 -->
        </encoder>
    </appender>

    <!-- Application Loggers -->
    <logger name="testLogger"> <!-- 3 -->
        <level value="error">
    </logger>

    <root level="debug"> <!-- 4 -->
        <appender-ref ref="consoleLog" />
    </root>

<configuration>

1.コンソールにログを出力するための、アペンダ定義を指定する。
出力先を標準出力にするか、標準エラーにするか選べる。指定しない場合は標準出力となる。
2.ログの出力形式を指定する。何も記述しなければ、メッセージだけが出力される。
3.ロガーの設定。
サンプルではロガー名がtestLoggerのロガーのログレベルをerrorで設定している。
error以上のログレベルのログを出力できる。 ロガー名はクラスパスなども設定でき指定したパス以下のクラスのログ出力の設定ができる。
4.の指定が無いロガーの設定をする。ログレベルがdebug以上のログを出力するよう設定する。

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